1948-07-02 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第48号
金融機関再建整備法の規定によりまする金融機関への補償は、預金評に対する補償金と合計いたしまして百億円を限度とすることになつておるのでありますが、企業の再建整備における評價が簿價主義を採用いたしましたため、その打切率が増加いたしましたと同時に、金融機関の評價におきましても簿價主義を採用し、更にその健全性の確保のために、愼重な評價を行いましたので、最終処理の完了の結果判明いたしました金融機関に対する要補償額
金融機関再建整備法の規定によりまする金融機関への補償は、預金評に対する補償金と合計いたしまして百億円を限度とすることになつておるのでありますが、企業の再建整備における評價が簿價主義を採用いたしましたため、その打切率が増加いたしましたと同時に、金融機関の評價におきましても簿價主義を採用し、更にその健全性の確保のために、愼重な評價を行いましたので、最終処理の完了の結果判明いたしました金融機関に対する要補償額
金融機関再建整備法の規定によりまする金融機関への補償は、預金部に対する補償金と合計いたしまして、百億円を限度とすることになつているのでありますが、企業の再建整備における評價が簿價主義を採用いたしましたため、その打切率が増加いたしましたと同時に、金融機関の評價におきましても簿價主義を採用し、さらにその健全性の確保のために愼重な評價を行いましたので、最終処理の完了の結果判明いたしました金融機関に対する要補償額
これに対し、國家補償に関しては企業の方の金融機関に対して支拂い得る限度を見る必要がある、ただいまの評價基準から推して、大体五十億及至七十億といふ程度である、また第一封鎖に繰込み得る第二封鎖金額は、各金融機関ごとにその割合を決定するので一律には言えないが、大体打切率は六〇%から七〇%と考えているとのことでありました。
○福田政府委員 第二封鎖預金は、各金融機關一律に打切るのではありませんで、各金融機關ごとに計算して、たとえば帝國銀行は帝國銀行の計算の結果何割、安田銀行は安田銀行の計算の結果何割、かようにきめられるのでありますが、大體達觀いたしまして、ただいまのところは打切率が六〇%ないし七〇%、かように考えております。